第8位(ダガー:召喚も回復もできる万能型)
FF9のヒロイン・ダガー(本名ガーネット)は、白魔法と召喚を両立できるキャラクターとして登場します。物語中盤からはショック状態に陥ってしまうこともありますが、召喚獣バハムートやオーディンを扱える点は魅力。特にオーディンはレベル上げに便利な斬鉄剣を持ち、使い方次第では強力な戦力に。
ただし、白魔法の上位であるアレイズやホーリーを覚えず、回復役としてはエーコに劣ります。さらに、ショック状態による行動不能もマイナス評価に。ステラツィオ集めなどのイベント面でも彼女の存在感は強いですが、性能だけで見ると8位に留まりました。
第7位(ビビ:黒魔法特化の純魔法火力)
黒魔導士の象徴とも言えるビビは、黒魔法による高火力が売り。魔力を”ためる”ことでダメージを引き上げ、さらに状態異常の付与率も高められる優秀なコマンドを持っています。トランス時には魔法を連発できるようになり、爆発的なダメージを叩き出せます。
しかし最強魔法「ジハード」は敵味方全体攻撃で、使いにくさがネック。闇属性を吸収できる装備があれば真価を発揮しますが、扱いに熟練を要します。終盤ではフレアが主力となることが多く、安定性に欠ける点が評価を下げています。
第6位(サラマンダー:万能な物理アタッカー)
加入が遅く影が薄いとされるサラマンダーですが、物理攻撃と支援をこなす万能型キャラです。”投げる”のほか、リジェネやMP回復などの技も使用可能。見た目に反してサポート能力が高く、使いこなせば安定した戦力に。
FF9において唯一、HPをカンスト(9999)させることが可能で、成長ボーナスを意識すれば強力な前衛になります。カウンターや魔法返しといった耐久寄りのアビリティも優秀で、育てれば活躍の幅が広がるキャラです。
第5位(スタイナー:物理火力最強クラス)
序盤は頑固な近衛騎士として登場するスタイナーですが、後半になると頼れる前衛として覚醒。ショックやクライムハザードなどの高威力技を習得し、物理攻撃に特化した性能を持ちます。
魔法剣はビビとの組み合わせで使えるが、MP消費がスタイナー側にかかる点が難点。ただし、”突撃”という技を活用すれば、瀕死状態の味方と連携して最強ボスすら一撃で葬れるポテンシャルも持ちます。使いこなせば化ける典型キャラです。
第4位(エーコ:支援も攻撃もこなす天才魔導士)
6歳の少女ながら、白魔法と召喚を自在に使いこなすエーコ。特にホーリーやアレイズなどの上位白魔法を習得し、ダブル白魔法などの強力なアビリティも備えています。召喚獣ではカーバンクルでリフレク、フェニックスで蘇生といったサポート面に優れます。
主力の召喚獣であるマディーンはエーコのレベルに比例して威力が上がるため、終盤でも火力役としても活躍。DISC2でマーカスの成長ボーナスを引き継げるという仕様もあり、やり込み次第では最強格にも化けます。
第3位(ジタン:やり込みで真価を発揮する主人公)
明るく仲間想いな主人公・ジタンは、盗みと高火力を兼ね備えたトリッキーなアタッカー。特にトランス時の裏技は圧倒的な威力を誇り、終盤では一気に形勢逆転を狙えます。
最強技は「盗賊のあかし」。盗んだ回数と素早さによりダメージが上昇し、最大で9999ダメージを安定して与えることが可能。ただしカンストには大量の盗みが必要で、まさにやり込みプレイヤー向け。通常攻撃も優秀で、オールラウンダーとして高く評価されます。
第2位(フライヤ:楽にカンストできる最強槍使い)
ドラグーンであるフライヤは、サポート性能と高火力を両立したキャラクター。特に「レーゼの風」で味方全体にリジェネを付与できる点が魅力です。さらに”竜の紋章”という技は、倒したドラゴン族の数に応じてダメージが上昇し、比較的簡単にカンストダメージを狙えます。
ドラゴン族狩りとレベル上げを並行すれば、非常にお手軽な高火力キャラに化けるのが魅力。先制攻撃率アップの固有アビリティもあり、ダンジョン攻略で役立つ場面が多数。ジャンプの使いどころが限定的という点を除けば、ほぼ隙のない性能です。
第1位(クイナ:青魔法とサポートの万能キャラ)
最強ランキング1位に輝いたのは、食べるで青魔法を覚えるクイナ。その中でも「カエルおとし」はカエル捕獲数とレベルによりダメージが増加し、やり込みにより9999ダメージも現実的になります。
青魔法には回復・支援系も豊富で、「イレーズ」や「天使のおやつ」といった全体回復技が特に優秀。さらに「リミットグローブ」はHP1の時に使えば確実にカンストダメージを出せる必殺技で、低レベル攻略にも最適。
フェニックスの尾で蘇生するとHP1になるFF9の仕様と絶妙に噛み合っており、火力・回復・補助・やり込み全てにおいて高水準。性能だけで見るなら、最強の名にふさわしいキャラです。