供物(高性能ドロー&戦闘突破力)
「アイアンクラッド」のスキルカード「供物」は、1コストで3ドロー+HP6減少という非常にシンプルな構成ながら、圧倒的な戦局打開力を誇ります。
初期レリックによる回復でHP6減少はほぼ無視できることもあり、ドロー不足に悩むアイアンクラッドの欠点を完全にカバーしてくれるカードです。状況によっては30ダメージ食らうところを「供物」で6ダメージに抑えるなど、HPトレードによる防御的運用も可能です。
デッキが弱い段階では恩恵が薄いこともありますが、後半になるほど力を発揮するタイプのカードであり、腐ることが少ないため常に拾って損はありません。
捕食(HPが勝利に直結する驚異のアタック)
「アイアンクラッド」のアタックカード「捕食」は、敵を倒すたびに最大HPを+3する驚異の効果を持っています。ダメージ自体は10と控えめながら、中長期戦での圧倒的な耐久性を確保できる点がぶっ壊れ性能。
特に心臓戦などの強力なボス戦において、HPが150近くまで増えていれば、通常なら致命的なダメージも実質ノーダメージ扱いになります。また、ブロックにエナジーを割かずに「悪魔化」や「法具強化」などの隙の大きいカードを安全に使える点も大きなメリット。
デメリットは、HPを増やす前提での雑魚戦を積極的にこなす必要がある点ですが、ポーション回復や自己修復でのカバーも効くため、序盤から意識的に拾っていきたい最強カードのひとつです。
腹裂き(火力・エナジー効率に優れた万能アタック)
「サイレント」のアタックカード「腹裂き」は、序盤から終盤まで常に活躍する高コスパアタックです。
3ヒットで合計21ダメージを出せ、筋力バフとの相性も抜群。ディスカード系カードとも相性が良く、アクロバットや備などを拾った場合にデッキ全体の強化に繋がります。
後半になると無限ループのパーツにもなり、0コストで打てるようになればデッキの回転やエナジー効率も最適化されます。前半は高火力、後半は軽量カードとして役立つ理想的なアタックです。
堕落(すべてのスキルが無料になる強欲パワー)
「堕落」は「アイアンクラッド」のパワーカードの中でもゲームバランスを壊す代表格。発動したターン以降、スキルカードがすべて0コストになり、使用後は廃棄される仕様です。
特に「バリケード」「無通用」「古の枝」などと組み合わせることで、ブロック特化や無限ループ構築が可能になり、初心者でも比較的扱いやすいパーツ構成で強力なデッキを構築可能です。
注意点としては、アタックカードが減りすぎて積むリスクがあること。スキル廃棄が裏目に出ないように、使用タイミングや構築のバランスは要チェック。
触媒(毒戦術の最終兵器)
「サイレント」のスキル「触媒」は、現在の毒の数値を2倍(アップグレードで3倍)にする強烈なカードで、ボス「心臓」戦を含めた多くの戦闘で圧倒的なダメージ源になります。
毒カードがなくても「触媒」が出たら取る人も多いほどで、特に初心者にも扱いやすく、明確な勝ち筋を作りやすいのが魅力です。防御カードさえしっかりしていれば、「触媒」1枚で数百ダメージのゴリ押しが可能。
アップグレードを優先すべきカードの代表格であり、毒パ構築をするなら絶対に取りたい一枚です。
死霊化(無敵化であらゆる敵を無効化)
「サイレント」のパワーカード「死霊化」は、数ターンにわたり受けるダメージを1に抑える無敵状態を作ることができます。ボス・エリート・雑魚戦、すべてで通用する汎用性が売り。
便称性が低下するデメリットがありますが、無敵中に倒してしまえば関係なし。アップグレードすると3ターン無敵になり、複製ポーションなどでさらに無限化することも可能。
雑魚敵に囲まれたとき、心臓戦の強打を避けたいときなど、使い方次第で「無条件勝利」のトリガーになる最強カードです。
切断(苦手な序盤を救う広範囲アタック)
「ディフェクト」のアタックカード「切断」は、3コストで24ダメージを全体に与えるシンプルな構成ながら、実質コスト減になることも多く、序盤の複数敵戦で非常に有用です。
「ディフェクト」は本来、戦闘の後半で力を発揮するキャラですが、序盤の立ち上がりが苦手。そこで「切断」があれば、序盤の敵の群れにも対応可能で、準備ターンを安全に稼げます。
特に「グレムリン戦」「レプトマンサー戦」などで即効性が求められる場面では、切断の有無が勝敗を分けることも少なくありません。
検索(なんでも引ける万能サーチ)
「ディフェクト」のスキル「検索」は、任意のカードを1枚(アップグレードで2枚)引ける超汎用カード。
ブロックが欲しいとき、パワーが欲しいとき、コンボパーツが欲しいとき、すべてに対応可能な万能性を持ちます。
ただし、デッキの質が低いと引いても意味がないので、他に優先すべきカードがあればそちらを取る判断も大事。とはいえ、事故回避や安定性強化のために確保しておきたい一枚です。
認知偏向(序盤最強の加速ブースター)
「ディフェクト」のパワーカード「認知偏向」は、集中力+4という即効性のある強化効果が魅力。
この集中力ブーストにより、フロストオーブやライトニングオーブが爆発的な効果を発揮します。
終盤では使い所を選ぶ必要がありますが、序盤なら防御力も火力も一気に強化できるため、事故率を下げてテンポ良く戦闘を突破できます。
特に「フロスト」が手に入っていない場合でも、ライトニングでゴリ押しが可能なのも強み。
デメリットである集中力の低下も、その前に倒し切るスピード重視デッキなら気になりません。全体として、速攻型デッキとの相性抜群の壊れカードです。
まとめ:各キャラの“核”となるカードを把握して安定攻略を実現しよう!
今回紹介したぶっ壊れカードは、それぞれのキャラクターの個性や戦術に完全にマッチした設計になっており、1枚拾えただけでゲーム展開が激変します。
「Slay the Spire」は運要素が強く見えがちですが、知識と構築力でカバーできる部分が多く、今回のような“ピックの優先度”を把握することが攻略への近道です。
勝ち筋を引き寄せるためにも、これらのカードを見かけたら迷わずピックしてみてください!