デュエルバグとは?(序盤から最強技を閃ける裏技)
『サガフロ2リマスター』において、序盤から最強技を習得できる夢のような裏技──それが「デュエルバグ」です。ウィル編の最初のシナリオ「ウィルの旅立ち」で利用可能なこのバグは、特定の条件を満たすことで通常よりもはるかに高いひらめきレベルを発生させ、最上位クラスの技を次々に閃くことができます。
このバグは原作から存在していた仕様ですが、リマスター版でも修正されることなく健在であるため、初心者・上級者問わず利用価値が非常に高いテクニックとなっています。
実践準備(南入口を解放しよう)
デュエルバグを効率よく使うためには、まずハンの廃墟の南入口を解放する必要があります。
ウィルの旅立ちのシナリオ中、道なりに進み、階段を上がるマップを抜けて外に出ると、南入口が解放されます。これにより、拠点のベスティアに戻ることが可能となり、回復やセーブを繰り返しながらのひらめき作業が格段に効率化されます。
基本的な流れ(ひらめきと逃走の繰り返し)
ひらめきの対象は主に「カエル」や「アリ」といった雑魚敵。これらと1対1で戦うデュエル形式で、特定のコマンド入力を繰り返すことで、高レベルの技を閃くチャンスが格段に増します。
技を閃いたらすぐに“命がけで逃げる”を選びましょう。LPは消費しますが、ベスティアの酒場で回復可能なので安心です。この繰り返しにより、序盤から最強クラスの技を習得することが可能になります。
有効なキャラ(コーデリアとウィルを使おう)
デュエルバグを最大限活かすには、キャラクターの選定が重要です。対象キャラとしておすすめなのは「コーデリア」か「ウィル」です。
逆に、ナルセスやタイラーはひらめきレベルに補正がかからないため、このバグとの相性が悪く、使用は避けましょう。
バグの仕組み(内部仕様のズレを突く)
このバグは、自分を対象にするコマンド(例:貯める、構える、集中)を最初に使うことで、本来とは異なるメモリ位置からひらめきレベルを参照してしまうという内部仕様のズレを利用しています。
具体的には、貯める→集中→払う→突くといった流れで入力すると、通常では出現しないような高威力技をいきなり閃くことがあります。
習得可能な最強技(一例紹介)
- かめごうら割り:貯める→集中→叩くのコンボで閃く。打撃系の最強技のひとつ。
- 活殺獣閃衝:構える→集中→払いなどの順で出現。
- 白眼撃:貯める→叩く→叩く→叩くなどの長めの連続入力。
- ピラミッドサルト:貯める→貯める→貯める→掴みの流れ。
技によって入力方法が異なるため、効率よく覚えたい場合は外部の攻略サイト等を参考にするとスムーズです。
スケルトン青の利用(通常技の補完)
デュエルバグでは一部の技(特に敵を対象にするもの)は閃けません。その場合は、スケルトン青と戦うことでカバーできます。スケルトン青はハンの廃墟の深部にいる強敵ですが、ひらめきレベルが非常に高く、レア技の習得に向いています。
ただし、スケルトン青に近づく際に「クベル」を入手してしまうとシナリオが強制終了してしまうため、宝箱はスルーしておくことを強く推奨します。
注意点(やってはいけないこと)
- ランドやポリナーとの戦闘:これらの敵とデュエルすると、ひらめきレベルがリセット(0)になってしまうためNGです。
- 武器の装備状況:特定の技を狙う場合は、対象となる武器を装備する必要があります。体術技を狙うなら素手にしておきましょう。
バグの恩恵とLP回復法(リマスター版でも有効)
このバグではLPを消費して逃げる戦術が主軸となるため、LP回復の仕組みが重要になります。幸いにも、リマスター版でもベスティアの酒場でLP回復が可能なので、何度もチャレンジすることができます。
また、リマスター版ではユーザーに不利なバグは修正されている一方、このような有利なバグは「仕様」として残されており、ある意味、制作側の粋な計らいとも言えるでしょう。
ハンの廃墟は最強のひらめき道場(稼ぎの聖地)
このデュエルバグを活かせるハンの廃墟南入口は、まさに最強のひらめき道場。敵の強さ、出現率、再戦しやすさ、そして拠点とのアクセスの良さ──あらゆる条件が整っており、序盤の技習得にはこれ以上ない好環境です。
ゲーム序盤からここで技を揃えることで、中盤以降の戦闘やボス戦が圧倒的に楽になります。
まとめ(使うか否かはあなた次第)
サガフロ2リマスターにおけるデュエルバグは、序盤から強力な技を習得し、戦闘の自由度を一気に広げることができる非常に強力な裏技です。
バグとはいえ、その活用方法やリマスター版での残存を見る限り、ある種の“仕様”としてプレイヤーに許された選択肢とも言えるでしょう。
使うも使わぬもプレイヤー次第──ですが、攻略効率を重視するなら見逃せないテクニックです。
ぜひあなたも、ハンの廃墟で“最強のひらめき”を体感してみてください。