ゴールデンアクスとは(使用回数無限の金属武器)
サガフロンティア2リマスターにおいて、序盤から手に入る使用回数無限の金属武器「ゴールデンアクス」は、まさに“夢の武器”と言っても過言ではありません。武器の使用回数が有限なこのゲームにおいて、無限に使えるというだけで非常に強力。しかも性能も武器攻撃力20と高水準で、序盤の装備としては破格の性能です。
しかし、このゴールデンアクスには罠が潜んでいます。入手方法は非常に面倒で、運要素が非常に強く、気軽に手を出すと“地獄”を見ることになります。本記事では、そのゴールデンアクスの入手方法、実際の入手までにかかった試行回数、入手時の戦法、得られる副産物などを詳しく解説します。
入手場所(大砂漠のメガリス)
ゴールデンアクスは、「大砂漠のメガリス」シナリオにて入手可能です。このシナリオは序盤から選択できるもので、シナリオ進行によって早期にゴールデンアクスの入手を狙うことが可能です。
シナリオを進めて大陸地帯に到達すると、マップ左下に泉が出現します。この泉を調べると戦闘イベントが発生し、フェイトオードというカエル系の敵が出現します。こいつが低確率でゴールデンアクスをドロップします。
戦闘の流れ(何度も戦う必要あり)
この泉のカエルとの戦闘は何度でも繰り返すことができます。一度倒してもマップを切り替えて再度泉を調べることで、再戦が可能です。これを利用して何度もフェイトオードと戦い、ゴールデンアクスのドロップを狙います。
ただし、問題はその“ドロップ率”の低さです。筆者は約3時間程度でようやく1本のゴールデンアクスを入手することができました。石斧やバーサーカーの斧など、他のアイテムは頻繁に落ちるのですが、肝心のゴールデンアクスはなかなか出ません。
効率的な戦法(毒音波で全体攻撃)
効率よく周回するためにおすすめなのが、全体攻撃技「毒音波」です。これを使えば複数の敵を一気に倒すことができ、周回効率が大きく向上します。
毒音波を使う際のポイントは、JP(技ポイント)管理です。サガフロ2では、装備やアクセサリーによってJP最大値や回復量が増加します。例えば「樹氷の腕輪」などを装備すると、戦闘終了時にJPが自然回復します。この仕様を利用することで、毒音波をほぼ無限に連発することができるのです。
また、戦闘スタイルを工夫して行動順を調整することで、先制攻撃の成功率を上げることができます。これも周回効率を高めるポイントです。
ドロップアイテムの種類(副産物も多数)
フェイトオードはゴールデンアクス以外にも、以下のアイテムをドロップします:
- 石斧(チップ5)
- バーサーカーの斧(チップ40)
- その他の斧武器
特にバーサーカーの斧は武器性能が24と高く、ゴールデンアクスを手に入れるまではこれを使っても十分戦えます。ただし、使用回数が有限である点に注意が必要です。
また、これらの武器はすべてチップに変換可能です。筆者はこのゴールデンアクス狩りで合計120チップ以上を稼ぎました。チップは後々貴重な資源になるので、無駄にせず活用しましょう。
アイテム管理(倉庫と処分の注意点)
長時間狩りをしていると、当然アイテム欄が埋まってきます。サガフロ2リマスターでは不要なアイテムを「処分」することが可能です。
また、アイテムがストック上限を超えても、一部のアイテムは自動的に倉庫に送られます。ただし、倉庫も満杯になるとアイテムが消失する恐れがあるため、定期的な整理が必要です。特に石斧など頻繁に落ちるアイテムはどんどん処分してしまって構いません。
入手時のキャラ強化(副産物としての強化)
地道な周回は無駄ではありません。周回中にスキルレベルが大幅に上がり、HPも爆発的に成長します。
筆者の例では、ウルナイツのHPが狩り開始時は200程度だったのが、終了時には600に到達。またスキルレベルも29に達し、明らかに戦闘力が向上しました。つまり、ゴールデンアクス狩り自体が育成の場としても優秀なのです。
ゴールデンアクスの性能(強いがピーキー)
改めてゴールデンアクスの性能を振り返ると、武器攻撃力は20。これは序盤武器としては非常に優秀です。そして何より使用回数が無限というのが最大の魅力。
ただし、バーサーカーの斧(性能24)と比較すると、実は数値的には劣ります。そのため、無限使用が最大のメリットであり、火力だけを求めるならバーサーカーの斧の方が上になります。
結論(苦行の果てにある達成感)
ゴールデンアクスは確かに強力で、序盤から使える無限武器としては魅力的です。しかし、入手までの道のりは過酷で、根気と時間を要します。筆者が約3時間程度かけてようやく入手できたことからも、そのドロップ率の低さが伺えます。
ただ、その過程で得られるチップ、育成効果、副産物アイテムなど、狩り自体にも大きな価値があります。最終的にこの武器を入手すれば、間違いなくレアアイテムコレクターの仲間入りです。