- ロザリオ金策の基本思想(序盤の必需品を短時間で揃える)
- スタート地点の確認(Bone Bottomから東へ)
- The Marrowへの導線(上→東へ、必要最小限のショートカット開通)
- 一時足場の部屋と分岐(北東上端→新エリアへ)
- 地図商人Shakraと購入計画(地図・製図用品の優先順位)
- ShakraからMosshomeへ(高所西進→レバー→下通路開通)
- 隠し小部屋のベンチを起点にする(レバーでShakraへのショートカットも接続)
- 周回ルートの確立(ベンチ→Mosshome→5体撃破→帰還の最短動線)
- 目標値の算出と購入計画(30秒=25、10分で地図一式の目安)
- Magnetite Broochの価値(自動回収で“実効”時給を底上げ)
- 戦闘オプションと立ち回り(安全最優先/被弾ゼロ思考)
- 休憩タイミングと復活管理(周回テンポの作り方)
- ロザリオの使い道と優先順位(まずは地図・製図用品を完備)
- 想定トラブルと対処(射撃事故・落下・タイムロスの最小化)
- 効率の伸ばし方(同線の磨き込みと“秒”の短縮)
- 実働モデル(10分で500前後→地図完備→再周回で上乗せ)
- まとめ(Bone Bottom発の最短金策は“Shakra直結ベンチ”で完成する)
ロザリオ金策の基本思想(序盤の必需品を短時間で揃える)
本記事は『Hollow Knight: Silksong』序盤でロザリオ(Rosaries)を安定的に集めるための完全ガイドです。目的は明確で、Bone Bottom(最初の主要な町)から出発し、The Marrow~Shakra(地図商人)~Mosshome の周回ループを作ること。このループは30秒でおよそ25ロザリオ前後を見込め、爆発的ではないものの、地図・製図用品一式を購入するには十分な効率を発揮します。
ロザリオは初期装備の拡充、地図機能の強化、移動の快適化に欠かせない通貨です。最短で必要装備・情報を揃える=探索効率の最大化に直結するため、序盤での計画的なファームは攻略全体の難易度を大きく下げます。
スタート地点の確認(Bone Bottomから東へ)
出発点はBone Bottom。導入区間を終えてたどり着く最初の拠点であり、ここから東へ進んでThe Marrowを目指します。町にいるベンダーNPCが「Magnetite Brooch」を販売している場合、ロザリオに余裕があれば先に購入しておくと、この後の周回でドロップの取りこぼしを大幅に削減できます(後述)。購入が難しければ、そのまま先へ進んでファームの仕組みを作ってから戻る判断でも問題ありません。
ここでの心得は「寄り道はしすぎない」。最短で稼ぎループを開通させるのが狙いです。
The Marrowへの導線(上→東へ、必要最小限のショートカット開通)
The Marrowに入ったら、基本は上方向→東方向の順で進行します。ルート中には開通可能なショートカットが複数ありますが、序盤の金策目的であれば、ボス部屋までの最短動線を優先しましょう。
ボス部屋では複数の敵が波状で出現します。全滅させると下の新しい部屋に降りられるようになり、その後少し西に戻るとBone Bottomへ通じるゲートを解錠できます。骨折りして東に抜けたあと、西への帰還路が開くので、往復が格段に楽になります。
以降も東進を継続すると奉納のボウルが見えます。ここにやり取りのオプションはありますが、豪華なベンチの解放は必須ではないため、ロザリオが心許ない序盤はスキップして構いません。引き続きThe Marrowの奥へ、行けるところは上→西へと展開していきます。
一時足場の部屋と分岐(北東上端→新エリアへ)
進行すると、一時的な足場が多数配置された部屋に到達します。ここはよじ登りで上を目指す部屋で、ジャンプの精度を求められます。この部屋の北東上端から新エリアへ入ることができ、入った先ではNPCの歌声が聞こえるはずです。
以降は細かなレバーがいくつか配置されているので、必要に応じて叩いて進路を開くのがコツ。西方向を意識した回り道で、ロザリオやシェルのかけら(Shell Shards)も回収可能です。ここまで来られれば、あと一息で序盤の金策の要となる商人Shakraに辿り着きます。
地図商人Shakraと購入計画(地図・製図用品の優先順位)
やがて**Shakra(地図商人)**に出会います。最初の数枚の地図と製図用品を販売しており、この一式を揃えることで、以後の探索効率が飛躍的に向上します。
特に、地図+製図系(位置把握や探索記録に関わる道具)は優先度が高く、現在地の把握・未踏箇所の管理・ベンチや分岐の記憶など、迷いを削るための基本機能が整います。とはいえ、ここで一気に買い切るにはロザリオが不足しがち。そこで次項の稼ぎループを開通させ、短時間で必要額を作るわけです。
ShakraからMosshomeへ(高所西進→レバー→下通路開通)
Shakraの上方・西に進むとMosshome Zoneへの道が現れます。高い足場を西へ伝っていく途中、弾を撃ってくる敵がいますが、飛来する弾はホーネットの攻撃で破壊可能。過度に怖がらず、安全な足場で落ち着いて対処しましょう。
先へ進むとレバーがあるので起動。これで下の新しい通路が開くため、戻りと短絡が作られます。金策ループは往復の短さが命。ここでのレバー開通が効率の土台になります。
隠し小部屋のベンチを起点にする(レバーでShakraへのショートカットも接続)
新しい区画に入ったら、東進しつつ高所を維持しましょう。敵を2体ほど抜けると隠し小部屋に入り込めます。この小部屋にベンチがあるのが最大のポイント。まずはここで休憩して、以後の周回拠点に設定します。
さらに、小部屋内のレバーを操作すると、Shakra方面へのショートカットが開きます。買い物や装備の付け替え→即帰還が可能になり、地図を買い切る→再周回のテンポが一気に良くなります。**「拠点ベンチ」+「商人直通」**の二枚看板を必ず用意しておきましょう。
周回ルートの確立(ベンチ→Mosshome→5体撃破→帰還の最短動線)
ここからが本題のロザリオ・ファームです。Magnetite Broochを持っているなら装備して、ドロップ回収の時短に役立てます。
基本の周回は以下の4ステップ:
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ベンチ出発(隠し小部屋)→西へ→Mosshomeに入る。
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入って倒しやすい敵2体を撃破(各5ロザリオ=計10)。
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最下層へ降りる途中でさらに3体を撃破(合計5体=25ロザリオ想定)。
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東南の出口から外へ出て、数回ジャンプでベンチへぐるっと戻る→休憩で敵復活→次周へ。
この工程は1周およそ30秒前後。短距離・少手数・安全寄りの三拍子が揃っており、序盤の所持スキルや火力でも無理なくこなせます。
目標値の算出と購入計画(30秒=25、10分で地図一式の目安)
30秒=約25ロザリオなので、10分回して約500ロザリオが目安。Shakraの地図・製図用品一式を買い切るのに十分な水準です。
また、個人差はありますが、1周の所要時間に±5秒、落とすロザリオに±5程度のブレは生じがち。敵の出現位置・挙動・こちらのルート取りの滑らかさで効率が変動します。同じ動きの反復で、ループは自然に高速化していきます。
Magnetite Broochの価値(自動回収で“実効”時給を底上げ)
Magnetite Broochの効果はロザリオの自動回収。これにより、拾得のために引き返す微小なタイムロスが削られ、回収漏れもほぼ消えます。
とくに本ループは狭い足場→下層降下→狭い回帰動線という構造上、落下で取り逃す・足場復帰でモタつくといった小さなロスが積み重なりがち。ブローチ装備でプレイの粗さが効率に響きにくい設計に変わるのが最大の利点です。序盤で購入できるなら、最優先級と心得てください。
戦闘オプションと立ち回り(安全最優先/被弾ゼロ思考)
このファームの敵は倒しやすい5体が基本。最重要は被弾ゼロの安定運用です。被弾→回復→時間ロスは時給を目減りさせ、周回の集中力も削ぎます。
・横薙ぎ→下突きの基礎セットで確実に当てる。
・射撃持ちは着地先をずらす、弾の破壊を徹底する。
・下層の3体は足場の端→安全間合いから1体ずつ。
火力不足を感じる場合も焦らず、確実性>速度で最初の数分を過ごすのが得策。ショートカット・ベンチ起点を握っている以上、安全こそ最大効率です。
休憩タイミングと復活管理(周回テンポの作り方)
帰着→ベンチ休憩で敵が復活します。回復不要でも必ず座ることで敵配置が整い、次周の“同じパターン”を再現できます。
周回で大事なのはテンポ。1周30秒のリズムを身体で刻むと、ミスが減り、周回のムラが解消されます。座る→立つ→西へ移動→2体→降下→3体→帰還を同じ間合い・同じ入力で反復する意識を持ちましょう。
ロザリオの使い道と優先順位(まずは地図・製図用品を完備)
稼いだロザリオの最優先支出先は、Shakraの地図・製図用品です。現在地の把握・未踏の視認・ショートカット把握は探索の土台。ここが整えば、以降の資金・素材・能力取得の動線がすべて短くなります。
次点で、移動・戦闘の即効性を高める装備(例えば前述のMagnetite Brooch)を検討。拾得効率や移動快適性はそのまま周回の時短に比例します。
想定トラブルと対処(射撃事故・落下・タイムロスの最小化)
・射撃事故:弾は攻撃で破壊できる。足場端に立たない、弾が来る高さにいないことを意識。
・落下:降下前に視界を確保。敵がいないラインで降りる、1段ずつ落ちる。
・タイムロス:倒す順番を固定し、同じ場所で同じ入力を繰り返す。拾得に引き返さないためにもMagnetite Broochが有効。
・周回中の消耗:被弾回数が増えてきたら一旦Shakraへ。買い物で操作の余裕を作り、再びループへ戻る。
効率の伸ばし方(同線の磨き込みと“秒”の短縮)
30秒→28秒→26秒…と秒単位の短縮は、移動の滑らかさから生まれます。
・ジャンプの頂点を待たずに次入力
・着地硬直に攻撃入力を仕込む
・敵出現位置に最短の間合いで入る
・帰路ジャンプの回数を固定(2回 or 3回)
同じコースで同じリズムを続けると、“思考の無駄”が消え、入力だけが残る。それが周回の理想形です。
実働モデル(10分で500前後→地図完備→再周回で上乗せ)
モデルケースでは、10分=約500ロザリオ。これで地図・製図用品の大半を購入→拠点に戻って再周回。装備が軽く整った状態で2セット目に入れば、回収ミス減+移動の滑らかさ向上で、体感の時給はさらに伸びます。
周回テンポに慣れてきたら、必要額を超えた時点でいったん探索へ復帰。新エリアでのベンチ・ショートカット開通を進め、後々の大きな金策・装備強化の土台を作りましょう。
まとめ(Bone Bottom発の最短金策は“Shakra直結ベンチ”で完成する)
・Bone Bottom→The Marrow(上→東)で最短通路を開き、ボス部屋撃破→西側ゲート解錠。
・一時足場の部屋→北東上端から新エリアへ。歌声の先でShakraに到達し、購入計画を立てる。
・Shakra上方・西→Mosshome。レバー起動で下通路、隠し小部屋のベンチを拠点化。
・ベンチ→2体→降下3体→帰還の30秒=約25ロザリオループで必要額を作る。
・Magnetite Broochで自動回収を導入し、実効時給を底上げ。
・ロザリオは地図・製図用品を最優先に投下。情報の可視化=以後の時短に直結。
この骨太な金策ルートを序盤に確立すれば、最小の手間で最大の見返りが得られます。地図が整い、ベンチとショートカットで動線がつながった時点で、あなたの探索は**迷いなき“最短攻略”**へと変わるはずです。