設計図情報に広がった誤解と最新パッチで見えた真実(誤情報の整理)
ARC Raidersにおいて設計図の取得方法は、多くのプレイヤーが誤解しやすい要素の1つとなっています。特に、入手できるイベント条件やマップの影響、さらには過去の仕様変更などが複雑に絡み合うことで、誤情報が広がる原因となっていました。
元々、設計図は「どこでも落ちる」「完全ランダム」と考えるプレイヤーが多くいましたが、実際にはイベントごとに明確な偏りが存在しています。この記事では、数多くの証拠やコミュニティの検証結果をもとに、確定している事実と、依然として推測段階にある情報を整理し、最新環境で最も効率よく設計図を集める方法をまとめていきます。
まず重要なのは、事実と推測を分けて理解し、誤解のもととなっていた古い情報をアップデートしていくという姿勢です。これにより、必要な設計図を適切なイベントで狙えるようになり、無駄な試行を大幅に減らすことができます。
Volcano設計図は隠しバンカー限定(唯一の確定入手条件)
最も重要で、そして誤解が多かった設計図が Volcano です。Volcanoの入手については「通常レイドで落ちる」「ストームで拾った」という報告が散見されていましたが、いずれも映像による証拠が存在しません。
最新の検証結果から分かった事実は以下です。
-
Volcanoは 隠しバンカーイベント限定
-
バンカー内部だけでなく、イベント発生中のエリア全体でドロップ抽選が働く
-
ただし、ドロップ率は極端に低い
実際に隠しバンカーイベントを10〜12時間周回しても 1つも出ないという結果も報告されているほどです。つまり、Volcanoは理論上どのコンテナからも出る可能性があるものの、入手の最適解は依然として隠しバンカーに張り付くこととなります。
また、過去にはセキュリティブリーチのロッカーから出たという記録もありますが、この抽選はすでに削除されています。最新バージョンでは、隠しバンカー以外からの入手は不可能と考えてよいでしょう。
Tempest設計図は夜レイドで突出(夜に絞るほど効率化)
Tempestについても誤情報が多く、「昼でも出る」「ストームで拾った」という噂が流れていました。しかし、映像証拠が存在するのは夜レイドのみで、夜レイドのプレイヤー投稿だけが圧倒的に多い状況です。
確認されている事実は以下のとおりです。
-
Tempestは夜レイドでのドロップ率が非常に高い
-
昼レイド・ストームでの映像証拠はゼロ
-
コメントでは「昼でも出た」という報告はあるが証拠はない
したがって、Tempest狙いで最も効率が良いのは夜レイドの周回一択となります。
夜レイドは戦利品倍率が上昇する仕様を持つため、この傾向はゲームデザイン的にも整合性があります。夜レイドでは、中レア以上の設計図が全般的に出やすくなっており、Tempestはその代表例であると言えるでしょう。
Bobcatは過去イベント限定品(現在の入手は不可)
Bobcat設計図に関しては最も誤解が広がっていた項目です。
というのも、「拾った」という書き込み自体は存在するため、今も出ると考えてしまうプレイヤーが一定数いたからです。しかし、実際には以下の事実が確認されています。
-
Bobcatは 過去のロックゲートイベント限定設計図
-
現在そのイベントは削除されている
-
最新バージョンではBobcatを拾ったという映像証拠はゼロ
-
コメント報告は全て体感であり信憑性が低い
よって、Bobcat狙いでプレイ時間を使うことは完全に無意味です。イベントが復活するか、別の入手手段が追加されるのを待つしかありません。
Snap Hookはストームで最も大量に出る(異常レベルの偏り)
Snap Hookの設計図はストーム時に大量報告されています。これはプレイヤー体感だけでなく、複数の映像証拠とログ報告で裏付けられており、信頼性の高い情報です。
判明している傾向は以下です。
-
ストーム時はSnap Hookの設計図が異常に出る
-
他のイベントでも出るが、ストームの出現率は桁違い
-
ストームのコンテナは戦利品倍率が高いため抽選が偏る
ストームでは視界が悪く危険も多いですが、設計図の効率という観点から見ると現状もっとも優秀なイベントと言えます。
設計図の抽選はイベントごとに完全に別テーブル(最重要ポイント)
ここまでの事実を整理すると、ARC Raidersの設計図抽選は「イベント依存」であり、共通抽選ではないことが分かります。
つまり、各イベントには専用の設計図テーブルが存在しており、欲しい設計図ごとに最適なイベントは異なります。
以下が現状の「最適イベントリスト」です。
-
Volcano → 隠しバンカーイベント
-
Tempest → 夜レイド
-
Bobcat → 過去イベント限定(現在は不可)
-
Snap Hook → ストーム
これらはすべて映像証拠とプレイヤーからのデータで裏付けられているため、事実として扱って問題ありません。
マップごとに設計図の偏りがある可能性(有力だが未確定)
ここからは推測となりますが、多くのプレイヤーが報告しているため信憑性は高い内容です。
結論として、
マップごとに設計図のカテゴリ傾向が異なる可能性があります。
とくに以下の特徴が顕著です。
-
青門(Blue Gate) → オーグメント系が大量
-
工業区 → 武器系が多い
-
埋もれた街 → 中レアの設計図に寄る
-
高難度地域 → パーツ・強化素材に偏りがち
まだ決定的証拠はありませんが、「青門でオーグメントが出る」という報告は特に多く、実際に体験するプレイヤーも多いことから、マップごとに抽選テーブルが設定されている可能性は十分あります。
よくある誤解:ドロップデータは「確率」を示していない
コミュニティでは「夜レイドが多い」「昼レイドが多い」という表が出回りましたが、これを確率と誤解する人が多く存在しました。
実際にはこのデータは、
「どのレイドで拾った報告が多かったか」
を示しているだけであり、
「どのレイドのドロップ率が高いか」
を示すものではありません。
つまり、プレイヤー母数が多い場所の数字が大きくなるだけで、確率は全く読み取れません。誤ったデータの読み取りは非効率なプレイに直結するため、注意が必要です。
必要な設計図が出ないときの最適解(マップ変更が最も効果的)
この記事の結論として最も重要なのは以下の点です。
設計図が出ないなら、イベントかマップを変えるのが最速の解決策
具体的には、
-
Volcano → バンカー以外で粘るのは無意味
-
Tempest → 昼レイドで頑張るのは無駄
-
Snap Hook → ストーム以外で狙う必要なし
-
全般 → マップ偏りがあるため変更が必要
ARC Raidersの設計図は「運ではなく条件依存」です。正しい条件に切り替えることで、入手効率は劇的に改善されます。
