前提
3歳0ヶ月の息子が足し算ができるようになるまでに実践した事を記載してます。
大前提として息子は素直ですが、マイペースであまり人の説明をききません
足し算と引き算ができるまでに、6つのステップを実施
勉強時間は、お風呂上りに10分間だけ実施します
※短いと感じるかと思いますが、ただし毎日やります
※ただし、体調不良の時はスキップします
結論として、記載している方法では足し算・引き算ができるまでには、約10か月かかりました。
ステップ1 数の数え方を教える
足し算を教える前準備で、まずは数の数え方を教えました。
使った教材は、公文の数カード
これを使い、1~50までの数を二カ月間、毎日10分間勉強しました。
二カ月すると簡単に50までは数えるようになりました。
学習期間:二カ月
ステップ2 数字の大小を教える
次に、数字の大小を下記の公文の足し算・引き算の勉強でも使われる
公文のそろばんで教えました。
数の大小についても、毎日10分勉強しました
こちらも二カ月で数の多い少ないの概念がわかってきました。
数字の数え方、数字の大小がわかった時点で息子の年齢は3歳4か月となってます。
学習期間:二カ月
ステップ3 足し算を教える
足し算の計算方法を教えていきました。
今回も公文の足し算カードを使用
1日1枚づつ計算をやっていきました
1+1 =2
これを最初暗記のように教えました。
最初の1日で1+1=2と覚えてくれましたが
1+2 = 3
をどうしても理解してくれませんでした。
公文のそろばんを使い目に見える形で、下記9個の問題を毎日10分間やりつづけました。
1+1
1+2
1+3
1+4
1+5
1+6
1+7
1+8
1+9
なんとなく、分かりかけた時点で ※ここまで1週間ほど
2+1、3+1と1つ上がる計算はできるようになりましたが
2+2を5といったり、6といったりまだ根本的な計算方法がわかっていないので
もう1か月1+1~1+9を毎日10分間1か月実施しました。
足し算を勉強しはじめて1か月後ついにブレイクスルーがおきました。
計算する時にそろばんをつかっての計算でしたが、そろばんをつかうと
2+1~2+9ができるようになりました。
そこからは、スピードがはやくそろばんをつかって1+1~9+9までが1週間ほどでできるようになりました。
学習期間:二カ月と一週間
ステップ4 そろばんなしで足し算の暗算をする
公文のそろばんなしで、足し算カードのみで計算をやっていきました。
公文のそろばんがなくなると、息子は手の指を使って最初は計算していました。
しかし、手の指は10本までしかないので合計が10以上になるとどうするかとおもったら
10を超えると足の指をつかってました・・・・
公文のカードの合計数は、9+9が最高値で18のため20本あればたりるので計算できます
とりあえず好きなようにやらせました。
最初の1か月は指をつかっていましたが、2か月過ぎると
頭で考え声で
2+3=4・5!! 答えは5!!
6+4 = 7・ 8・ 9・ 10!! 答えは10!!
というように声をだして数字のカウントアップをしていきました。
その結果、足し算を始めて6ヵ月めで公文のカードの計算全てを5分程度で終わらせることができるようになりました。
xxまいのカードの枚数がありますが、たまにケアレスミスがあり1枚、2枚間違える期間が
1週間ほどつづきました。
しかし、1週後後に1度完璧に全てのカードの計算をすることができたとき
息子は、感情を爆発させて「やったー100点だー」といいはしゃぎました。この時点で大分勉強や計算に対してポジティブな感情を
もっているようでした。
1つの成功体験を経験したのが非常に大きいです
このあと、たまに「なんで足し算できるようになったの?」と聞くようにしてます。
その時の回答は、「毎日勉強したから」といってくれました。
この毎日勉強すれば、毎日練習すればというマインドをもってくれた事が今後全ての
学習するモチベーションとなってくれるようになります。
実際、算数だけでなく、英語の学習も並行で毎日やっていますが、この時点で既に200個の英単語を覚えていました。
そこからは、毎日同じことの繰り返しでカードを2週間ほど完璧にこなせる期間を続けました。
学習期間:二カ月
ステップ5 算数忍者で足し算の実践
ここからは、自主的な学習方法としてアプリ算数忍者を1日1ステージ実施していきました。
時間制限があると、あせるので一旦時間制限は解除してゆっくり考えさせるようにさせました。
算数忍者は5ステージほどあり、1ステージは無料でできボスを倒せるまでやらせました。
3日ほどでステージ1のボスを倒し、復習もできる(1問でも間違えるとアウト)のでステージ1のステージが全部復習させるまで
実施しました。
これに3日ほどかかりました。
こちらも毎日10分だけの学習となります。
ステージ1が完全にクリアーできると、ステージ2からは課金が必要ですがここからは引き算となるので一旦
算数忍者は終わり、引き算の学習にはいります。
算数忍者はこちらから
学習期間:1週間
ここまで合計、8カ月と2週間を有しました。
ステップ6 引き算を教える
ひきざんの学習方法
基本的には足し算と同じ方法です。
公文のひきざんカードとまたそろばんをつかいます。
足し算をマスターしているので、引き算は数がなくなっていくと
1-1から2-1をそろばんで見せながら学習させました。
足し算の布石があるので、10日ほどで足し算の逆をやればいいんだと認識したみたいで
公文の引き算カードを10日後にはこんどはカウントダウン方式で計算していきました。
1か月ほど、引き算カードと足し算を忘れないように足し算カードもやる毎日が続き
算数忍者のステージ2~を開始しました。
最初は間違えることもありましたが、2週間ほどで算数忍者全ステージをクリアーしました。
次の2週間で全部
このゲームステージをクリアーするとガチャ形式でカードをもらえるのですが、そのカードが1週目では
集まらなかったので、2週目に突入しました。
現在2週目の最終ボス前ですが、正直2週目からは虫食い問題も出てきたり+計算も数がおおくなり
更に問題数も増えています。
学習期間:2か月
現在息子は2000問以上の問題を経験しているのを見てびっくりしましたが
今では算数忍者が大好きで、やらせてくれといっています。
2000問以上といていると、足し算引き算はマスターしたようで
次は掛け算に挑戦してみようとおもいます。
合計約10ヵ月かかりましたが、やはり新しい事を覚えるには時間がかかります。
毎日の勉強時間を延ばして、期間を短くしてもいいのですが、個人的な意見としては毎日10分というのがいいと思います。
長すぎると子供の勉強が嫌いになるのと、集中力も長くは続かないものですので、あとちょっとやりたいという気持ちのままで終わらせるのが
いいのかなとおもいました。
まとめ
◆学習内容・期間・時間のまとめ
ステップ | 学習内容 | 学習期間 | 学習時間 |
1 | 数の数え方を教える | 2ケ月 | 10時間 (60日×10分 =600分) |
2 | 数字の大小を教える | 2ケ月 | 10時間 (60日×10分 =600分) |
3 | 足し算を教える | 2ケ月と1週間 | 10時間 (60日×10分 =600分) |
4 | そろばんなしで足し算の暗算をする | 2ケ月 | 10時間 (60日×10分 =600分) |
5 | 算数忍者で実践 | 1週間 | 1時間10分 (7日×10分 =70分) |
6 | 引き算を教える | 2ケ月 | 10時間 (60日×10分 =600分) |
合計学習期間:10か月と2週間
合計学習時間:51時間20分
期間は、足し算と引き算両方をマスターするのに10か月と2週間かかっていますが、時間としては、51時間20分の学習でマスターいたしました。
学習時間を、毎日1時間や2時間やって短縮できるかというと、子供の集中力はそんなにもたないので
期間を短縮したければ、集中力の観点から1日の学習を20分を上限として約5か月でのマスターを目標にすればいいかと思います。
ただ、前提としては勉強は楽しいものだと思ってもらうためにも期間をかけて長い目で、覚えるのがいいと思います。
・積み重ねをすると必ず報われるという体験
・新しいものをするためには時間がかかる事を実感してもらう
・成功体験を実感すること
これらも、足し算・引き算の勉強を通じて子供に教える事もできます。
足し算の概念を覚えるまで時間がかかるものだと思ってください
毎日10分程度でいいので、親がしっかりとおしえてください。
最後に
算数忍者は本当にお勧めです
→全ステージをクリアーして2週目以降があるのですが難易度が上がっていきます
→難易度の上がり方が計算の数が大きくなるのではなく問題と答えの虫食い問題がでるようになります