序盤でつまずく原因と最初にやるべきこと(序盤の壁突破)
Dinkumを始めたばかりのプレイヤーがまず直面するのが、「序盤で何をすればいいのか分からない」問題です。
このゲームは自由度が高く、どこから手を付けるかによって進行が大きく変わります。そのため、最初の方針をしっかり決めることが重要です。
まず最初に取り組むべきは、拠点テントを設置する場所の選定です。
マップを開くと(PCならMキー)、プレイごとに地形がランダム生成されていますが、バイオームの配置には一定の傾向があります。
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熱帯エリアは北部
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松林は西部
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草原や平地は中央付近
したがって、マップ中央付近に拠点テントを置くのが最もバランスが良いです。
中央に拠点を構えることで、どのバイオームにもアクセスしやすく、素材集めや狩猟、探索がスムーズになります。
また、最初に「冒険者ジャーナル」をフレッチからもらうまでは時間が進行しないため、焦らず納得のいく場所を選びましょう。
序盤でまず取得すべきライセンスは、次の2つです。
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採掘ライセンス
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伐採ライセンス
これらを取得すると、岩や鉱石、木材などの基本素材を集められるようになります。素材を集めるたびに「称号ポイント(許可ポイント)」も得られるため、序盤の進行を大きく加速できます。
そして、最初の大きな目標はジョンを島に移住させることです。
ジョンは最初に訪れるNPC商人で、彼の店が開くことで「物を売る」「道具を買う」といったゲームの経済的な基盤が整います。
移住条件は以下の2つです。
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ジョンとの好感度(ハート1/4)を達成
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ジョンの店で合計15,000リンク分の買い物をする
好感度を上げるには、ジョンの依頼を積極的に受けてください。
「虫を取ってきて」「魚が欲しい」といった簡単な依頼をこなすだけで上昇します。持っていないものの場合は翌日内容が変わるため、無理に今すぐ対応しなくても大丈夫です。
おすすめ金策その1:虫取りで安定収入(セミ・ユーカリバッタ)
Dinkum序盤の最も手軽な金策は虫取りです。
虫取り網をジョンの店で購入するだけで、誰でもすぐに始められます。ライセンス不要なので、初期段階でも実践可能です。
特におすすめなのは以下の2種類の虫です。
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セミ(Cicada)
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ユーカリバッタ(Eucalyptus Hopper)
どちらも平原やブッシュランド(低木地帯)に多く出現し、捕獲も簡単です。
セミは特有の鳴き声があるため、音を頼りに探せます。
また、近づいてもほとんど逃げないため、効率的に捕獲可能です。
ユーカリバッタは少し素早いですが、売値が高く、序盤金策の主力になります。
時間とアイテム枠に余裕がある場合は、セミやバッタ以外の虫も数を集めて「量で稼ぐ」戦略もおすすめです。
虫は日中に多く出現するため、昼間は虫取り、夜は釣りというルーティンを組むことで無駄なく稼げます。
おすすめ金策その2:釣りで高額魚を狙う(ビラボン&海)
次におすすめなのが、釣り金策です。
序盤でも比較的高く売れる魚を狙うことで、短時間でまとまった資金を確保できます。
まず狙うべき地形は**ビラボン(Billabong)**と呼ばれる池状の地形です。
ビラボンには高額魚が多く生息しており、特に以下の魚が狙い目です。
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エンパイアガジョン(Empire Gudgeon):9,920リンク
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レインボーフィッシュ(Rainbow Fish):約3,500リンク
池は狭く魚の数が限られているため、複数のビラボンを渡り歩きながら釣るのが効率的です。
また、マップ北側の海に夜限定で出現するバラクーダ(Barracuda)も高額魚の代表です。
1匹あたり12,000リンクと非常に高く、夜間に集中的に釣るだけで一晩で数万リンクを稼ぐことができます。
釣りのコツは「魚が反転して頭を反対方向に向けた瞬間にリールを止める」こと。
魚が暴れたときはリールを巻かず、波紋が静まったら再開することで糸切れを防げます。
さらに、夏の22日目には「魚釣り大会」が開催され、訪れるマックスというNPCに魚を売ると、通常の2.5倍の価格で買い取ってもらえる特典があります。
大会前に魚をストックしておき、マックスにまとめて売ると莫大な利益を得られます。
ただし、この大会は博物館を建設していないと発生しないため注意が必要です。
おすすめ金策その3:発掘で一攫千金(光るディスク・金塊)
3つ目の金策は**発掘(Digging)**です。
発掘ライセンスと金属探知ライセンスを取得し、ジョンの店で「シャベル」と「金属探知機」を購入しましょう。
この2つを使えば、地中に埋まっているお宝を見つけることができます。
特に狙うべきは以下のアイテムです。
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光るディスク(Shiny Disc)
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琥珀の塊(Amber Chunk)
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金塊(Gold Nugget)
光るディスクは科学者フランクリンに渡すことで、1個880リンクで買い取ってもらえます。
さらに、ディスクを渡すことで新しい機械のレシピがアンロックされ、クラフトの幅も広がります。
琥珀の塊はジョンの店で売却でき、高額報酬(数千〜1万リンク)を得られます。
金塊はさらにレアで、3つをまとめて溶かすことで金鉱石を生成できます。
金鉱石1つで5万リンクもの価値があるため、見つけたら最優先で回収しましょう。
また、発掘で出る「古い装置」や「緑の板」は後々クラフトで使う重要素材なので、売らずに倉庫に保管しておくのがおすすめです。
効率よく進めるコツ(ジョン移住・時間管理・許可ポイント)
金策と並行して意識したいのが、島の発展と時間管理です。
序盤は「ジョンを移住させる」「ライセンスを増やす」「博物館を建てる」という3つの目標を並行して進めるのが最も効率的です。
時間に関しては、Dinkumでは深夜0時以降は時間が止まる仕様になっています。
そのため、スタミナが尽きるまでは夜釣りや発掘を続けても問題ありません。
特に夜間はバラクーダなどの高額魚が狙えるため、深夜を有効活用するのが上級者の立ち回りです。
許可ポイントは、採掘・伐採・虫取り・魚釣りなどの行動を繰り返すことで自然に貯まります。
序盤の目安としては、1,000ポイント前後を早期に確保することを目指しましょう。
まとめ(序盤攻略と金策の流れ)
Dinkumの序盤で重要なのは、資金・ライセンス・NPC関係の3本柱をバランスよく育てることです。
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中央エリアに拠点を置く
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採掘&伐採ライセンスを取得
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ジョンの好感度と購入額を上げて移住させる
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虫取り・釣り・発掘でお金を稼ぐ
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博物館を建て、金策と寄贈を両立する
この流れを押さえることで、序盤の「何をすればいいかわからない」状態を脱し、スムーズに島の発展を進められます。
序盤の壁を乗り越えた先には、採掘・農業・牧畜・住民開拓といった奥深い要素が待っています。
Dinkumの本当の楽しさは、その先にある豊かなスローライフです。
