アビラーボードとは(育成の要となるシステム)
アビラーボードは、イナズマイレブンVの育成において最も重要とも言えるカスタマイズシステムです。特訓ビーンズ、選手ボード、監督マネージャーボードの3つで構成されており、選手能力・必殺技構成・パッシブ構成まで細かく調整できる仕組みになっています。
初心者からすると複雑に見えますが、構造さえ理解すれば自由度の高い育成が可能になり、自分だけのオリジナル選手を作り上げられるのが最大の魅力です。
アビラーボードは大きく以下の3要素に分かれています。
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特訓ビーンズ(能力アップ)
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選手ボード(必殺技・パッシブ・能力)
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監督&マネージャーボード(チーム全体の補助)
これらを順番に理解することで、キャラクター育成の幅が一気に広がります。
特訓ビーンズの仕組み(能力強化の基盤)
特訓ビーンズは、選手のパラメーターを強化するための育成素材です。1スロットにつき最大180個まで装着でき、装着可能数はレベルによって変化します。
● 強化方針は「キャラクターの役割に合わせる」
基本的には、
・FWならシュート
・MFならパス・ドリブル
・DFならディフェンス
・GKならキャッチ
といった役割ごとに重要なパラメータへ振るのが理想です。
● レアキャラへの装着には注意が必要
ヒーロー、レジェンダリーといった高レアリティ選手は、一度つけたビーンズを 外すとすべて消滅 します。そのため、装着前に育成方針を固めることが重要です。
● ビーンズのアイコンは「適正位置の目安」
3種類のアイコンはポジション適正を表しますが、違う種類のビーンズをつけても問題ありません。
気にせず必要なステータスを優先して強化できます。
選手ボードの基本構造(技・能力・パッシブを決める心臓部)
選手ボードはアビラーボードの中心となる部分で、以下の3種類のスロットが存在します。
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必殺技スロット
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パッシブスロット
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能力アップスロット
さらに、レジェンダリー以下のキャラには 分岐ボード があり、育成方針に応じて進むルートを選べる仕様です。
● 固有アビリティ&必殺技の管理
分岐前の共通部分にはキャラ固有の技やアビリティが配置されており、ここで技の上書きが可能です。
技を変更するには 「新たな可能性」 というアイテムが必要で、クロニクルモードのヒーローバトルなどから入手できます。
ドロップは完全ランダムですが、周回しているうちに自然と集まるため焦らず集めていくと良いです。
● 分岐ボードの選び方
分岐部分には、キャラクターのビルドに対応したパッシブが設定されています。左右の分岐でパッシブは同じで、違うのは必殺技スロットの構成です。
・シュートを複数覚えたい → シュートスロットが2つあるルート
・ドリブルやディフェンスを伸ばしたい → DF・ドリブル寄りのルート
というように、覚えたい技に合わせてルートを選ぶのがおすすめです。
● レアリティの違いによる差
レジェンダリー以下のキャラは、
・覚える技
・技スロットの配置
が基本的に同じで、違うのは ビルド固有パッシブ部分のみ です。
そのため、キャラ厳選をする場合は ビルド厳選が最優先 となります。
分岐ボードの活用(ビルドごとの最適化)
分岐ボードを進む際の最大のポイントは、
育成したい役割と覚えたい技の種類を一致させること
です。
● 選手をどう育てたいかでルートが決まる
例:吹雪の「エターナルブリザード」
・シュート強化したい → シュートスロット2つのルート
・守備寄りに育てたい → ディフェンス技ルート
分岐の目的は「役割の最適化」なので、ポジションごとの要求を明確にしておくのが重要になります。
監督&マネージャーボード(チームに効果を付与する補助枠)
監督・マネージャーボードは試合をこなすことで解放され、6つのパッシブスロットを持っています。
ここは非常に強力で、
全スロットを自由に設定可能
という特徴があります。
● 他のキャラからパッシブを移動できる
監督やマネージャーからパッシブを外し、別のキャラに移動させることが可能です。
同じビルドの監督を複数育成しておけば、
・ラフプレイ特化
・テンション特化
・絆正義特化
など、必要なビルドを自由に組み合わせてチームを構築できます。
● 一度外すと再設定が必要
監督バッチ/マネージャーバッチを外して選手に戻した場合、
設定していたパッシブはすべてリセットされます。
再設定が必要になるため注意が必要です。
● 通常選手でも監督にできる
通常選手を監督やマネージャーに設定することも可能です。
スロットは空ですが、他キャラからパッシブを持ってくれば機能するため「好きなキャラを監督にする」こともできます。
ヒーローキャラクターの仕様(完成された最強枠)
ヒーローキャラは特別仕様で、
変更できる部分が1か所のみ
になっています。
変更可能なのは最後の「カスタムパッシブスロット」だけで、ほぼ完成された性能になっています。
そのため、初心者でも扱いやすく、上級者にとっても強力なキャラとして活躍できます。
● 色の違いはビルド違い
ヒーローの色はレアリティではなくビルドを表しています。
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赤:テンション&ラフプレイ
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白:絆&正義
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紫:必殺カウンター
ガシャで狙う場合は、色を基準にビルドを判断すると非常に効率的です。
まとめ(アビラーボードを理解すれば育成が一気に楽になる)
アビラーボードは複雑に見えますが、一度理解するとキャラクター育成の自由度が大きく広がります。
重要ポイントをまとめると以下です。
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ビーンズは役割に合わせて強化、レアキャラは外せないので慎重に
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選手ボードは技とパッシブを最適化する核心部分
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分岐ボードは覚えたい技に応じて選択
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監督&マネージャーは全パッシブ設定可能でチームビルドの要
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ヒーローはほぼ完成形で色=ビルド
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育成方針を固めれば初心者でも強力なチームが作れる
アビラーボードを使いこなせれば、イナズマイレブンVの育成は格段に楽になります。
自分だけの最強チームを作り、ストーリーや対戦を思う存分楽しんでください。
