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初心者でも勝てる!ストリートファイター6上達の近道3ステップ完全攻略

ストリートファイター6

技を当てた後に差がつく(基本コンボの練習)

ストリートファイター6を始めたばかりの初心者が最短で上手くなるために、最初に取り組むべきはコンボ練習である。格闘ゲームの基本ルールは、相手の体力をゼロにした側が勝利するという極めてシンプルなものだが、ここに勝敗の本質が詰まっている。技を当てた際にどれだけ効率良く体力を削れるか、それが勝率を大きく左右するからだ。

まずは自分の使用キャラクターにおいて、以下の2パターンのコンボを把握しておこう:

  • ノーゲージで完結する基本コンボ
  • オーバードライブゲージやSAゲージを活用した高火力コンボ

ノーゲージコンボはゲージを温存しつつ、安定したダメージを稼げる汎用性の高い手段だ。例えばリュウであれば、中足から波動拳や竜巻旋風脚などが繋がるかを確認することで、試合中の立ち回りが格段に楽になる。また、オーバードライブゲージやSAゲージを使用した場合は、火力が一気に跳ね上がるため、ここぞというタイミングで大ダメージを与えることができる。

さらに、必殺技の連携だけでなく、通常技から通常技へ繋げるコンボも習得しておくべきだ。例えばリュウの立ちパンチはヒット時に+7フレームの有利が取れ、6フレーム発生の技が繋がるといったような基本知識を理解しておくことで、火力の底上げが可能になる。

あれこれ手を広げ過ぎると混乱しがちなので、まずは簡単な1~2種類のコンボに絞って練習し、それを実戦で確実に決めることから始めるのが理想的だ。

攻め継続のカギを握る(起き攻めと受け身対策)

コンボが決まった後の展開、いわゆる「起き攻め」も上達には欠かせない要素である。ダウンさせた相手に対して次の攻撃を仕掛けることで、試合の流れを掌握できるからだ。

たとえばリュウの竜巻旋風脚で締めた後、+16フレームの有利が取れる場面では、前ダッシュして投げを重ねることが可能だ。しかしこのゲームには「その場受け身」と「後方受け身」の2種類が存在し、それぞれの受け身によって状況が大きく変化する。後方受け身を取られると距離が離れてしまい、先述の投げが届かないという事態に陥る。

そのような状況に備え、以下のような対策を用意しておく必要がある:

  • その場受け身用: 前ダッシュからの投げや中段打撃
  • 後方受け身用: ドライブラッシュで一気に距離を詰めて再度攻撃

さらに、ダメージ計算の観点からも起き攻めの重要性は明白である。例えばリュウの中足→竜巻旋風脚で1140ダメージを与えた後、起き攻めで再び投げが決まれば、さらに1200上乗せされ、合計2340ものダメージが稼げることになる。

このように、「技を当てた後の展開」までセットで練習することで、1回のチャンスが大きな成果に繋がる。知識があるだけで戦況を優位に運ぶことができ、勝率の底上げにも直結する。

実戦に備える準備運動(CPU戦の有効活用)

最後に紹介するのは、CPU戦による実戦的な練習である。トレーニングモードで静止している相手にコンボを決めるのと、実際に動く相手にコンボを決めるのとでは、求められる精度と反応速度が大きく異なる。

CPU戦では、相手の行動に合わせて反応する能力や、咄嗟の判断力を鍛えることができる。また、特定の状況下でのコンボ成功率を高める目的でも活用できる。

例として、リュウのジャンプ攻撃からノーゲージコンボを決める、あるいはジャンプ中にヒット確認して派生技を繋ぐ練習など、自分で課題を設定して実践するのが効果的だ。CPU戦を繰り返すことで、自然と操作が体に馴染み、ネット対戦でも落ち着いて動けるようになる。

加えて、実際の対戦中にありがちな「焦って動けなくなる」「いつも通りに操作できない」といった問題も、事前にCPU戦で慣れておくことでかなり軽減できる。

ネット対戦に臨む前に、CPU戦で以下の項目を練習しておこう:

  • ジャンプ攻撃からの基本コンボ
  • 通常技→必殺技のつなぎ
  • 起き攻めへの反応
  • 相手の受け身に対応する立ち回り

これらを繰り返すことで、動く相手に対する精度の高い攻撃が実現できるようになる。

自分に合ったスタイルで続ける(上達のコツ)

今回紹介した「コンボ練習」「起き攻めの理解」「CPU戦での実践」の3ステップは、初心者が最短で上達するための非常に効果的な方法である。しかし、全員に必ずしも当てはまるとは限らない。

練習方法は人それぞれであり、「自分が楽しめるやり方」で継続することこそが、最終的な上達の近道である。無理に難しいことを詰め込もうとせず、まずは簡単なことから少しずつ慣れていくスタンスが望ましい。

格闘ゲームは難しさもある一方で、少しずつできることが増えていく実感が何よりの魅力だ。焦らず、自分のペースで積み重ねていけば、自然と実力はついてくる。

今回の練習法が自分に合うと思ったら、ぜひ継続して試してみてほしい。楽しみながら成長していくことが、ストリートファイター6を長くプレイするための最大の秘訣である。

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