- 本記事の狙い(強制出撃の多いマジェプリを序盤から主力化)
- ジュリアシステムの理解と“序盤から固い理由”(クリ率・防御・低HP時ブースト)
- ハーモニックレベルをどう上げるか(命中・回避・撃墜で加速)
- 5段階改造を“最低限の投資”にする理由(費用対効果の最適点)
- レッド5(いずる)の初動ブースター(出撃時ハーモニック加速)
- ブルー1(あさぎ)の安定火力と自衛(魂・集中で確殺ラインを引く)
- パープル2(けい)の支援特化運用(広域戦術警戒+ジャミングの重ね掛け)
- ローズ3(たまき)の生存力とデバフ(被ダメ0.9倍+気力-5)
- ゴールド4(スルガ)の長射程中核(狙撃SP減&8マス以上で与ダメ1.1倍)
- ブラック6(アンジュ)のパッシブ拡張(移動+射程の恒常バフ)
- 低予算ビルド:優先改造とスキル配分(指揮・コマンダーターミナル)
- 序盤~中盤の基本配置(前衛・中衛・後衛の役割分担)
- 援護攻撃の設計(スルガを真ん中に置く理由)
- 広域戦術警戒→面制圧の黄金パターン(分析1.1倍を全域で)
- ラビッツフォーメーションの基礎(条件達成で7300基準の高火力)
- 斜めラインと“1マス奥”の注意(配置の実戦ルール)
- SP運用:魂・熱血・感応の切りどころ(外さない一撃の作法)
- “受けて勝つ”ための被ダメ管理(ローズ3の0.9倍とシールド)
- 弾数・EN管理(オオタキファクトリーの活用で長期戦対応)
- 実戦フォーメーション例(南米Bランク系・先任系の想定)
- ステージギミック別の小技(射線・高低差・誘導)
- ラビッツフォーメーションを“撃つ前提”でターン設計(逆算のすすめ)
- 取り回しを良くする装備・技能の方向性(命中・照準・ガード)
- よくあるつまずき(合体条件崩れ/援護線切れ/過剰前進)
- 資金回収の現実解(先任系周回で“改造代が返ってくる”)
- ケーススタディ:遠距離主敵の分断撃破(8マス基準で確殺)
- ミスをリカバーする再配置(退きながら斜めを作る)
- 対ボス局面の詰め方(魂・分析・援護の三点固定)
- エースボーナスの優先度(レッド5→スルガ→ブルー1の順)
- ラストまで通用する“習慣化”チェックリスト(毎ターンの確認事項)
- まとめ:低投資・高効率で“強制出撃”を主力の時間に変える(序盤から勝ち筋を固定)
本記事の狙い(強制出撃の多いマジェプリを序盤から主力化)
序盤~中盤にかけてマジェスティックプリンス(以下、マジェプリ)の6機は強制出撃マップが多く、放置すると難易度が体感で一段階上がります。そこで「資金は最低限、でも確実に強い」育成ラインと、スルガ機(ゴールド4)を軸にした実戦的な配置・援護・合体攻撃運用をまとめます。結論はシンプルで、機体は5段階改造を基本、ジュリアシステムの恩恵とハーモニックレベルの初速を活かして固めて運用すれば、先制撃破と被弾抑制が両立します。
ジュリアシステムの理解と“序盤から固い理由”(クリ率・防御・低HP時ブースト)
ジュリアシステムは全機共通。気力上昇でクリティカル率最大+25%、防御シールド効果最大+400、さらにHP30%以下で運動性・照準値+30%と、瀕死域での粘りが異常に高いのが特徴です。カスタムボーナスで最大発動時はクリティカル率+35%/シールド+600/与ダメ1.1倍まで伸び、低改造でも火力と生存が噛み合うのがマジェプリが“低予算で仕上がる”最大理由です。
ハーモニックレベルをどう上げるか(命中・回避・撃墜で加速)
増加条件は命中・回避・撃墜が基本。被弾を避けつつ当てる設計にすると右肩上がりにレベルが伸び、終盤ほど被弾しづらくなります。最大到達の可視性が低い点は難点ですが、実戦では命中補助(感応)やジャミングによる回避・命中の底上げを先に敷くと立ち上がりが安定します。
5段階改造を“最低限の投資”にする理由(費用対効果の最適点)
全機体5段階改造(武器も原則5)を基準にし、運動性とHPを優先。例外はパープル2のみ運動性を高め、支援能力を最大限回す方針。先鋭化は後回しでもOK。理由は、先任系ミッションの周回効率が高く、激墜数も資金も取り戻しやすいからです。序盤から投資しても“元が取れる”どころか、強制出撃のラクさでトータル時間を節約できます。
レッド5(いずる)の初動ブースター(出撃時ハーモニック加速)
レッド5はエースボーナスで自身のハーモニック+25/他メンバー+10を付与。これが部隊全体の初速になります。立ち上がりが遅いと崩れやすい序盤に、命中・回避・会心の全てをじわ上げできるのが強み。改造は運動性→HP→武器の順でOK。感応や命中補助を絡めれば、ラビッツフォーメーションへの布石も打ちやすいです。
ブルー1(あさぎ)の安定火力と自衛(魂・集中で確殺ラインを引く)
カスタムで全武器+200/移動+1/運動性+15。エースで出撃時ハーモニック+10/最終回避+20%を得られ、命中回避の土台が高いのが魅力。魂と集中があり、中型~大型の確殺ラインを早期に引けます。前に出し過ぎず、援護射撃を受ける位置をキープして“削り→確殺”を担うのが最適。
パープル2(けい)の支援特化運用(広域戦術警戒+ジャミングの重ね掛け)
広域戦術警戒で敵全体に分析付与(被ダメ1.1倍化)。さらにジャミングで隣接味方の最終命中・回避+10%、カスタムボーナスで周囲5マス味方の命中・回避+20%が乗るため、最大+30%の“常時集中”網を作れます。部隊の中心から一歩下げた位置でオーラを撒き、合体火力の底上げと被弾回避を同時に実現しましょう。
ローズ3(たまき)の生存力とデバフ(被ダメ0.9倍+気力-5)
カスタムで移動+2/装甲+200/運動性+20。パイロット能力で戦闘相手の気力-5、かつ被ダメ0.9倍で前線維持が安定。ガード系パーツや防御系技能と相性が良く、前で受けて後ろで落とす流れを作れるのが強み。削り→援護追撃→確殺の中継地点として極めて優秀です。
ゴールド4(スルガ)の長射程中核(狙撃SP減&8マス以上で与ダメ1.1倍)
気力130以上で全武器射程+1/照準+10。エースで狙撃の基本SP-15、さらに8マス以上離れた敵へ与ダメ1.1倍。援護攻撃も所持しており、“遠距離の要”兼“援護のトドメ役”に最適。ロングボウ系・一斉射撃・狙撃を合わせると射線が届く=勝ち筋が生まれる展開を作れます。部隊中央~後衛のど真ん中に置いて、左右どちらにも援護射線を通せる布陣がベスト。
ブラック6(アンジュ)のパッシブ拡張(移動+射程の恒常バフ)
一斉射撃+300/弾数+2と、気力120以上で移動+1/射程+1の恒常ブースト。単体で壊すというより、機動と射程の底上げで“全体のライン上げ”を担います。援護に絡む回数を増やし、ラビッツフォーメーションの布置調整でも一歩届く形を作れる点が重要です。
低予算ビルド:優先改造とスキル配分(指揮・コマンダーターミナル)
基本は全機体5段階。優先は運動性>HP>武器(パープル2のみ運動性高め)。隊列運用が前提のため、指揮関連(指揮官・コマンダーターミナル)をLv4目安で用意。命中・回避の最終補正に直結し、ハーモニックの伸びも相乗的に効いてきます。
序盤~中盤の基本配置(前衛・中衛・後衛の役割分担)
前衛:ブルー1/ローズ3
中衛:レッド5(初動加速)/パープル2(支援)
後衛:ゴールド4(中核)/ブラック6(ライン調整)
この**“中核スルガ、支援パープル、前衛ブルー&ローズ”**が最も安定。レッド5の開幕ブーストでレベルを上げ、パープル2のジャミング網で命中回避を上げ、スルガの長射で面を削る——という三層構造を徹底します。
援護攻撃の設計(スルガを真ん中に置く理由)
スルガは援護攻撃持ち×長射程×狙撃で**“届く援護”**が作りやすい。左右統制の中心に置くことで、どこで接敵しても援護ラインが届く形に。削り→援護→確殺のテンポが速く、SP・弾数の節約にもつながります。
広域戦術警戒→面制圧の黄金パターン(分析1.1倍を全域で)
交戦前に広域戦術警戒で敵全体“分析”を入れる→スルガの狙撃&援護で奥の要脅威から削る→前衛で取りこぼしを刈り取る。被ダメ1.1倍化が全域に乗るため、ラビッツフォーメーション以外の通常連携でも確殺ラインに届きやすくなります。
ラビッツフォーメーションの基礎(条件達成で7300基準の高火力)
6人合体攻撃で、条件を満たすと最大威力。条件未達だと1体あたり火力が約-1500と落ち幅が大きく、武器改造では埋まりにくい差になります。“6機固める意義”はここにあり、強制出撃が多い本作構成と合致。序盤から5段階改造で実用域に入ります。
斜めラインと“1マス奥”の注意(配置の実戦ルール)
斜めの射線は有効ですが、さらに1マス奥にずれると合体条件が崩れて威力ダウン。合体を狙う局面では、斜めを保ったまま詰めるか、先に前衛で押し返して横列を取り直すのが鉄則。移動後使用可の個体差もあるため、誰でどこまで詰めて撃てるかを事前に確認しておきましょう。
SP運用:魂・熱血・感応の切りどころ(外さない一撃の作法)
大物へは魂、中堅は熱血で十分。命中の不安がある時は感応で保険をかけ、援護のトドメにスルガを絡めます。“魂→合体→援護”の順が理想。幸運を絡めれば資金効率も上がり、5段階改造の回収がさらに早くなります。
“受けて勝つ”ための被ダメ管理(ローズ3の0.9倍とシールド)
ローズ3の0.9倍とジュリアシステムのシールド上昇で、前列の消耗を最小化。落としきれない敵はレッド5の機動で引き付け→回避、またはパープル2のバフ圏に寄せて命中回避+30%を維持。削りの足りない列はスルガの援護で補完します。
弾数・EN管理(オオタキファクトリーの活用で長期戦対応)
ENが枯れても支援側で立て直すのが隊列戦の基本。オオタキファクトリーなどのEN補助を要所で投じれば、長射程・合体攻撃の回数を確保できます。合体狙いの前ターンにEN残量を全員分チェックしておくと、取りこぼしや足踏みが減ります。
実戦フォーメーション例(南米Bランク系・先任系の想定)
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初期布陣:前衛(ブルー1/ローズ3)を一点前進、中衛(レッド5/パープル2)は1マス下げ、後衛(ゴールド4/ブラック6)を中央固定。
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交戦1ターン目:パープル2で広域戦術警戒→スルガがロング系狙撃で奥を削り、援護を随所に差し込む。
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交戦2ターン目:感応で要所を確実ヒット→熱血/魂を必要数投下して面を一気に薄く。
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仕上げ:合体射線が斜めで繋がる位置に寄せ、ラビッツフォーメーションで主力を粉砕。残りは援護連打で掃討。
ステージギミック別の小技(射線・高低差・誘導)
射線が通りにくいマップでは、ブラック6の移動+射程バフを活かして**“あと一歩の可動域”を捻出。高低差や地形不利は斜めラインで回避し、合体条件を崩さない距離を維持。敵増援の誘導は前衛の回避盾→中衛で受け止め→後衛で面処理**の順を徹底します。
ラビッツフォーメーションを“撃つ前提”でターン設計(逆算のすすめ)
撃つターンから逆算して、前ターンの位置・EN・SP・気力を整えるのがコツ。気力130ラインに乗せられるなら、スルガの射程+1と照準+10の恩恵で命中率が一段階変わるため、外し事故が激減します。
取り回しを良くする装備・技能の方向性(命中・照準・ガード)
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命中補強:照準系パーツ、感応の活用。
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防御補強:ローズ3にガード系、全体はシールド活用前提で立ち回り。
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機動補強:移動+/射程+はブラック6とスルガの特性で底上げ、パーツは前衛に回す。
過剰な火力パーツより、命中・機動・持久の3点を優先する方が低改造の旨味を引き出せます。
よくあるつまずき(合体条件崩れ/援護線切れ/過剰前進)
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合体が撃てない:1マス奥にズレている/斜めが維持できていない。
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援護が来ない:スルガを中央から外してしまう配置。
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前で溶ける:パープル2のバフ圏外で接敵している/感応を惜しむ。
いずれも配置と事前準備で解決可能。**“撃つターンから逆算”**を習慣化しましょう。
資金回収の現実解(先任系周回で“改造代が返ってくる”)
先任系は中盤~終盤で周回性が高く、激墜・資金回収が容易。序盤に5段階を入れても、強制出撃マップの安定クリア→周回解禁の加速で既投資を十分に回収できます。幸運の合わせ技でさらに回収効率を上げましょう。
ケーススタディ:遠距離主敵の分断撃破(8マス基準で確殺)
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交戦前に広域戦術警戒→敵全域に“分析”。
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8マス以上の距離を維持してスルガの与ダメ1.1倍を確保。
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感応で重要弾を確実ヒット→援護で確殺。
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前衛が受ける列はローズ3の0.9倍で最小被害、レッド5の加速で次ターンの布陣を整える。
ミスをリカバーする再配置(退きながら斜めを作る)
配置を誤ったら一歩退く→斜め射線を作る→援護で刈りの順。「前に詰め直す」より一度引いて角度を作る方が合体条件を回復しやすいです。ブラック6の移動+1が効く局面なので、ライン再構築役として意識しましょう。
対ボス局面の詰め方(魂・分析・援護の三点固定)
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広域戦術警戒(分析)で被ダメ1.1倍を確定。
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魂を主力に配分し、スルガの狙撃援護で保険。
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**合体は“最後の蓋”**として置き、HPラインが見えたら斜め射線で一気に締める。
外さないための感応、届かないを解消する移動+射程、最後に合体の順が安定します。
エースボーナスの優先度(レッド5→スルガ→ブルー1の順)
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レッド5:全隊のハーモニック初速が段違い。
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ゴールド4(スルガ):狙撃SP軽減+長射程与ダメが部隊DPSを底上げ。
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ブルー1:回避+20%と魂で要役に。
この順で付与すれば、序盤から部隊の完成度が一段上がります。
ラストまで通用する“習慣化”チェックリスト(毎ターンの確認事項)
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ジャミング圏(+30%)に味方が入っているか
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スルガの援護射線が左右に通っているか
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次ターンの合体角度(斜め)を作れているか
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気力130到達の見込み(照準+10/射程+1)
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EN・弾数の補給導線(オオタキファクトリー)
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感応を惜しんで外し事故を起こしていないか
まとめ:低投資・高効率で“強制出撃”を主力の時間に変える(序盤から勝ち筋を固定)
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全機5段階改造+隊列運用で、被弾抑制とDPS確保が同時に成立。
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レッド5の初速/パープル2の補正網/スルガの長射援護が三位一体。
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合体火力は条件達成で真価。斜めライン維持と**“1マス奥”禁止**を徹底。
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幸運・魂・感応の3枚を状況に応じて切り、ENはオオタキファクトリーで補う。
この“低予算完成形”を序盤から回し始めれば、先任系の周回解禁が早まり改造費が回収、以降は多機体強制の面でも安定周回が可能になります。スルガ機を中核に、届く援護と崩れない配置で、常に“撃つ前に勝ち筋を作る”運用を続けていきましょう。