ミミズ飼育機(コストに見合わない釣り餌生産)
ミミズ飼育機は、毎日自動的に釣り餌を2~5個生産してくれる家具です。見た目もユニークで、自動で餌が増える点は便利に思えます。しかし、その作成コストは 硬い木25個、鉄の延べ棒1個、金の延べ棒1個、繊維50個 と非常に重く、元を取るのに約267日もかかるといわれています。結果として、ウィリーから釣り餌を購入した方が安上がりで効率的です。
ジオード粉砕機(石炭コストと時間のロス)
ジオード粉砕機は、プリントの特別注文をクリアすることで作れるようになり、鍛冶屋クリントの代わりにジオードを割ることができます。一見すると便利ですが、実際には 1つのジオードを割るたびに石炭が必要 であり、さらに処理速度も遅いという欠点があります。大量にジオードを処理する場合、結局はクリントに直接持ち込んだ方が圧倒的に効率的です。
唯一の使い道としては、クリントで割って入手したジオードを再度粉砕することで 同じ結果をもう一度得られる という仕組みがあり、例えばレインボージェムを複製したいときに限定的に活用できます。
ホッパー(取り出し作業が必要で不便)
ホッパーは投入したアイテムを自動で前につながっている加工設備に流す装置です。説明だけ見ると非常に便利に感じますが、完成したアイテムは手動で取り出さなければ次の加工が始まらない という致命的な弱点があります。唯一有効な使い方は、分解機と連携させる方法です。特に釣り具はスタック不可でチェストを圧迫するため、ホッパーを接続することで自動投入できるのは利点です。ただし、それ以外の場面では使い勝手は限定的です。
オイルメーカー(植物学者スキルに劣る)
オイルメーカーはトウモロコシをオイルにしたり、トリュフを高値で売れるトリュフオイルに加工できる装置です。しかし、採取スキル10で「植物学者」を選択していれば、拾ったトリュフがすべてイリジウム品質になるため、わざわざオイルに加工しなくてもほぼ同等の利益が得られます。結果的に、オイルメーカーを量産して稼ぐより、スキル活用の方が効率的という結論に至ります。
ガーリックオイル(鉱山限定の効果)
ガーリックオイルは飲むと弱い敵が出現しなくなるアイテムです。鉱山ではモンスター出現を抑えられますが、ドクロの洞窟には効果がない ため、冒険の主戦場では使い物になりません。さらに素材として必要なニンニクは2年目の春以降でないと育てられないため、序盤では活用できず、実用性に欠けます。
井戸(ほぼ飾り専用)
ロビンから建設を勧められる井戸は、水を汲めるようになる設備ですが、実際の牧場はほとんどが川や池に近いため、水くみで困ることはほぼありません。建設に 石75個とゴールド が必要なため、そのコストで種を買った方が実用的です。結果として、井戸は可愛い装飾アイテムとしての意味合いが強い設備です。
妖精の粉(コストに見合わない即時加工)
妖精の粉は、加工中の設備に振りかけることで一瞬で完成させることができる夢のようなアイテムです。しかし、クラフトに必要な素材が フェアリーローズとダイヤモンド と非常に高価であり、コストが利益にほとんど見合いません。例えば熟成ワインを即座にイリジウム品質に変えても、増える利益はわずかで、コストとほぼ同額。結局、時間を待った方が得であり、使い道はごく限られています。
ゴミ箱のアップグレード(高コストな趣味要素)
ツールのアップグレード後、選択肢として出てくるのがゴミ箱の強化です。イリジウムゴミ箱にすれば、捨てたアイテムの60%がゴールドに変換されますが、基本的に捨てるのは不要なゴミアイテムばかり。高価なワインやトリュフをゴミ箱に捨てる人はいないため、実用性はほぼ皆無です。完全に「全装備を紫に揃えたい人向け」の道楽といえます。
キノコの木(見た目は可愛いが機能は限定)
キノコの木は見た目が非常に可愛く、牧場の装飾として人気ですが、実用面では微妙です。樹液採取器を設置するとキノコを入手できますが、それ以上の特別な効果はありません。結局は「可愛いから設置する」という愛着目的であり、効率的なアイテムではありません。