本記事について
本記事は、ネットワークエンジニアが知っておくべきCiscoルータ、Catalystスイッチの基本的な情報取得及び設定時の知識となります。
CCNAを学習している人も下記の情報は頭に入れておいた方が試験合格の確率が高くなります。
非常に便利な情報ですので、頭にいれておきましょう
Cisco 機器の基本
内容 | やり方 |
Catalyscoルータへの接続方法 | Teraterm などターミナルソフトからネットワーク経由で接続。 またはコンソールケーブルを直差しして、Teratermなど利用 |
Catalyst switch or Ciscoルータから切断 | >exit |
長いコマンドをなるべくに簡単に入力する | Tab補完を利用 |
ログイン後の状態 | ユーザーEXECモード プロンプトは 「>」 |
特権モードになる | >enable または en プロンプトは 「#」 |
ページを一括で表示する (0は。 デフォルトは24) | “ter len 0” または “terminal length 0” |
表示した内容をテキストなどに保存する方法 | Teratermのログ機能を利用するなどして保存 |
Switch, ルータの再起動コマンド実行 | hostname#reload |
Cisco機器基本確認コマンド
内容 | やり方 |
現在のインターフェイス設定の表示 (全て) | #show interfaces |
現在の設定の表示2 特定のインターフェース) | #show interfaces GigabitEthernet0/X |
現在の設定の表示3 (VLAN) | #show vlan |
速度とDuplexなど重要情報のみを表示 | #show interfaces.status |
MACアドレス (CAM (Content Addressable Memory) テーブル表示 | #show. mac-address-table |
特定のMACアドレスのMACアドレステープル情報を表示 | #show mac-address-table_address, [MACアドレス] |
特定のインターフェイスのMACアドレスデーブル情報を表示 | #show mac-address-table.interface…gigabit.0/5 |
モジュールステータスを確認 | #show module all |
インターフェイスステータスの確認 | #show interfaces status |
現在アクティブなユーリセッションを表示 | show user all ※アスタリスクが現在のセッション |
特権レベルの設定 | #show privilege |
バージョン、 コンフィギュレーションレジスタの設定値を表示 | #show version |
設定モード(グローバルコンフィギュレーションモード)に入る | #configure terminal conf_terminal conf t |
各モードを抜ける | exit |
ping | #ping [IPアドレス、ホスト名】 |
Cisco機器の基本的な設定
内容 | やり方 |
ホスト名の設定 | (config)#hostname [ホスト名】 |
管理のパスワードを変更する | (config)#enable password. [変更後のパスワード] |
パスワードの暗号化 暗号化していない場合はconfigから閲覧可 | (config)#service password-encryption |
特権EXECモードに移行する時のパスワード設定 | (config)#enable secret [パスワード】 |
特権EXECモードに移行する時のパスワード設定を解除 | (config)#no enable secret |
デフォルトゲートウェイの設定 #show.jpu_routeで確認 | (config)#ip default-gateway [IPアドレス] |
Cisco機器の設定の表示及び保存
内容 | やり方 |
startup-conig を表示 | #show startup-config または show start |
running-configを表示 | #show running-config または show…run |
running-config startup-configに上書き (config NVRAMに保存) | copy running-config startup-config または copy_run_start |
running-config startup-configに上書き2 古い形式 | #write_memory または wr_m |
running-config startup-configに上書きするとどうなる? |
起動後も現在の設定が有効となる。 逆に保存をしないと再起動すると元の設 定に戻る。
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startup-config running-configに上書きするとどうなる? |
設定が上書さではなくマージされてしまうので、基本的にこの操作は行わない こと
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CiscoルータやCatalyst スイッチの初期化 | #write erased または erase startup-config |
グローバルコンフィギュレーションモードでshowコマンド実行 | (config)#do show running-config |
サポートへ送付する情報の取得 (コマンドが終わるまで数分かかる) | #show tech-support |
Cisco機器のInterface,Vlan関連の設定コマンド
内容 | やり方 |
設定モードからIF設定モードに入る | (config)#interface GigabitEthernet0/X |
1Fの1Pアドレスの設定 | (config-if)#ip address, (IPアドレス] [リブネットマスク】 |
IFのIPアドレスの削除 | (config-if)#no ip address [IPアドレス] [サブネットマスク】 |
IF設定モードでインターフェースの停止 | (config-if)#shutdown |
IF設定モードでインターフェースの起動 | (config-if)#no shutdown |
デフォルトのインターフェース状態 | ルータはデフォルトでDown, SwitchはデフォルトでUP |
設定モードからVLANコンフィギュレーションモードに入る | (config)#interface vlan [VLAN番号) |
VLANコンフィギュレーションモードに入る | (config)#vlan [VLAN番号] |
インターフェースのレンジ指定 一括指定例) | (config)#interface range gigabitethernet1/0/510 |
インターフェースの省略 | Gigabitethernet=gi, Fastethernet=fa, Tengigabitethernet=te |
VLANの確認 | #show vlan |
VLANの確認 (簡易 ) | #show vlan brief |
その他
内容 | やり方 |
インターフェースに説明文の設定 | (config-if)#description [説明文] |
アクセスリストの表示 | show access-lists |
アクセスリストの表示2 (ipv4のみ) | #show ip access-lists |
ルーティングテーブルの表示 | #show ip route |
時刻の表示 | show clock |
時刻同期の確認 | show ntp associations |
ログ表示 | #show logging |