show interface summaryとは
表示例
以下にshow interface summary
コマンドの表示例を示します。なお、機器のモデルやIOSのバージョンにより、表示項目は異なる場合がありますが、ここでは一般的な形式での表示例を記載します。
Router# show interface summary
Interface Status Protocol InPackets OutPackets
GigabitEthernet0/0 up up 1503249 2310980
GigabitEthernet0/1 up down 0 0
FastEthernet0/0 administratively down down 0 0
FastEthernet0/1 up up 872393 993820
Serial0/0/0 down down 0 0
Serial0/0/1 up up 214500 207310
各項目の説明
- Interface:インターフェイスの名前を示します。
GigabitEthernet
やFastEthernet
などの物理インターフェイスやSerial
インターフェイスが表示されます。 - Status:物理的なインターフェイスの状態を示します。
up
はリンクが接続されている状態、down
はリンクが未接続の状態、administratively down
は手動でシャットダウンされている状態を示します。 - Protocol:インターフェイス上のプロトコルの状態です。
up
はプロトコルが稼働中であることを示し、down
は稼働していない状態を示します。 - InPackets/OutPackets:各インターフェイスで受信(InPackets)および送信(OutPackets)されたパケット数を示します。これにより、インターフェイスのトラフィック量を把握できます。